ズキズキする頭痛

アルコールには血管を拡張する働きがあります。
この働きによりストレスなどで収縮した血管を拡張し、気分を高揚させてくれるんですね♪
しかし、アルコール以外に日本酒に多く含まれるアデノシンやアセトアルデヒド

酢酸にも血管拡張作用があり、 これが長く続くと血管が炎症を起こし

頭痛の原因となります。

ズキズキする頭痛の治し方

血管を収縮させることが一番なので
血管収縮作用のあるカフェインをとると良いです。
また、セントロニンにも血管収縮作用があり、牛乳などに含まれます。
しかし、これらは即効性がないのですぐに痛みを抑えたい場合は

頭痛薬を飲んで安静にするのが良いようです。

脱水が原因の二日酔いは頭痛、だるさ、吐き気、食欲不振など

二日酔いで最も多いのがこの脱水を原因とする各種症状です。
脱水症状は頭痛、だるさ、吐き気、食欲不振などの様々な症状を引き起こします。
アルコールには利尿作用があるため、飲酒により摂取した水分以上の水分が失われます。

脱水症状の治し方

アルコールによる脱水症状を治すのに有効なのはスポーツドリンクです。

排尿で失われたナトリウムやカリウムの補給をしてくれ

人体に近い浸透圧により吸収が早いのが特徴です。

同様にお味噌汁も水分補給と失われた栄養補給に優れています。
アルコールが残っている場合にはアルコールの分解を早める為に

しじみや魚介類を入れたお味噌汁が良いですね♪

低血糖症が原因の二日酔いは頭痛、だるさ、筋肉痛など

飲酒によるアルコールは全て肝臓で処理されます。
アルコールを分解している間、肝臓はアルコールの分解を優先させ

他の働きを休ませてしまいます。
その中でも二日酔いの原因となるのが、グルタミンによる糖の生産不足です。
通常、肝臓は糖分を貯蔵し、必要に応じて供給しているのですが

この貯蔵量は多くても8時間程度しかストックがありません。
そのため、アルコール分解に肝臓が使われることにより糖分が不足してしまいます。
糖分が不足すると頭痛やだるさ、筋肉痛といった二日酔いの原因となります。

低血糖症の治し方

糖分を素早く補給、吸収するには果実のフレッシュジュースがおすすめです。
ただし、酸性のりんごジュースは避けオレンジジュースやレモンを絞ったものが良いでしょう。
食品ではコーンフレークなど炭水化物を多く含むものが効果的です。

アセトアルデヒドが原因の二日酔いは頭痛、だるさ、吐き気、疲労

脱水症状と並んで多い二日酔いの原因の一つにアセトアルデヒドがあります。
アセトアルデヒドは肝臓によるアルコールの分解過程で生じる物質です。
特に日本人はアセトアルデヒド脱水素酵素の活性、分泌が弱いため

アルコールの分解は終わっているにも関わらずアセトアルデヒドが体内に残り

二日酔いの原因になることがあります。

アセトアルデヒドによる二日酔いの治し方

アセトアルデヒドの解毒にはしじみやひまわりの種、ゴマなどが優れています。

胃の塩酸分泌が原因の二日酔いは吐き気、食欲不振、下痢など

アルコールは胃酸の分泌を促し、胃酸過多の状態を引き起こします。
この胃酸過多による塩酸は吐き気や食欲不振、下痢といった二日酔いの症状の原因となります。

胃の塩酸過多を抑える、二日酔いの治し方

昔から民間療法として効果があるのが、しょうがと重曹です。
しょうがは擦ってしょうが汁にしたり、スープに入れても美味しく頂けます。
また、重曹は体内で酸性度を低減し、消化不良、胸焼け、に効果があります。
また二日酔いの吐き気に効く市販薬も多く販売されています。

ちなみに、二日酔いしにくいお酒は

上記のものでも安いお酒は比較的二日酔いになりやすいらしいですけど・・・

とザっと調べてみました（笑）

何はともあれ飲み過ぎないのが一番いいんでしょうけどね・・・

健康な頭皮を維持するために、みなさんも飲み過ぎ、寝不足には気を付けてくださいね♪