Contrailのブログ

2016年07月18日

シャンプー剤について・・・

こんにちは♪

群馬県初!高崎ヘッドスパ専門店コントレイル

毛髪診断士・美頭髪アドバイザー小川です。

 

本日はいつになく真面目なお話し・・・

最近巷で話題の市販のシャンプーはいいのか悪いのか

という話。

 

頭皮と髪の専門店ということで

お客様からよく聞かれる質問です。

 

この話を始めると結構専門的なうえに

人によって見解が違ったり

ネットが普及したことで色々な情報が錯そうしていて

何が本当で何が嘘か・・・

自分で判断するのはかなり難しいことと思います。

 

私自身も研究者ってわけでもなく、さほどお勉強が

出来るタイプではないので私個人の見解って感じで

お話しを聞いていただけるとありがたいです。

 

 

さてさて、まず今日お話ししようと思うのは

市販のシャンプーに高確率で含まれている成分

有名なのは

ラウリル硫酸Na・ラウレス硫酸Na

この他にも、ラウリル硫酸カリウム・スルホン酸Na

ラウレス硫酸アンモニウム・パレス-3硫酸アンモニウムなどなどありますが

こちらの成分は高級アルコール系と言われる洗浄成分で

最近かなり話題に上る成分ですね。

 

高級って名前になっていますが品質がいいとか高価なものって意味ではなく

アルコール分子中の炭素が6個以上含まれているものをいいます。

ちなみに、炭素の数が5個以下のものは低級アルコールといいます。

 

 

まず、ラウリル硫酸Naとラウレス硫酸Naの違いですが

ラウリル硫酸Naは非常に分子量が小さいので

肌の中に浸透していきやすく体のバリア機能を壊してしまい

炎症やかぶれなどなどが起きやすくなってしまいます。

(浸透するって言っても角質層までなので体内にまでは取り込まれませんので

そのあたりは安心してくださいwww)

ラウレス硫酸Naはラウリル硫酸Naより分子を大きくしたもので

安全性を高めたものです。

つまりラウリルに比べるとラウレスは肌への刺激が小さいものになっています。

 

 

 

この成分の特徴としては、とっても洗浄力が高く

泡立ちがいい!

洗浄力が高い分敏感肌の方や乾燥肌の方が使用すると

頭皮への刺激で痒みや炎症が起きたり、必要な皮脂までとってしまったり

髪のキューティクルまで剥がしてしまうなどのダメージがあったりします。

 

しかし脂性の頭皮の方などはスッキリとした洗い上がりになるので

使用してもいいのではないかと思っています。

その代わり髪のケアはトリートメントなどでしてくださいね♪

 

ラウリル硫酸Naやラウレス硫酸Naはダメだよ!!ってよく

言われますが個人的には使い方次第でいいものにもなるのでは

ないかと思います。

 

余談ですが、アメリカの大学で、ウサギさんの目に

このラウリル硫酸Naを点眼し臓器を調べたら

脳や肝臓から微量ながら成分が検出された・・・

 

って実験があったらしいですが

 

よくよく見てみるとと点眼してから96時間放置?

ラウリル硫酸Naそのもの(薄めてない)を点眼?

 

いやいやいや・・・

シャンプーつけっぱなしとかしないし

ラウリル硫酸Naだってかなり薄めて使ってますからね(笑)

 

ありえない状況の実験とか意味・・・

うさぎさんがかわいそうすぎます(´;ω;`)ウゥゥ

 

こんな風に粘膜とか経口摂取とかはわかりませんが

肌につけて体内に侵入することはまずありえないと思います。

俗にいう「経皮毒」ってやつですね(笑)

経皮毒については次回に説明させていただきます!!

 

ちなみに、美容室のシャンプーなら安心と思って買っているあなた!

最近は確率的には低いですが高級アルコール系の洗浄成分が入っている

サロン専売シャンプーもありますからね(^^)/

私は何が何でも絶対使いたくない!!という方は

裏の成分表をチェックしてからご購入ください!

 

 

ahiru